Entries from 2012-01-01 to 1 year

高岡市の100年後について

先日富山県の高岡市に行ってきました。メイン目的は、カレーうどんが美味しいと評判の「吉宗」というお店に行くためです。 金沢市からお隣富山県の高岡市までは車で1時間ほど。ふらっと行ける距離です。一方、東京から金沢に帰省する際、金沢のひとつ手前の…

8月の読書メーター

8月の読書メーター読んだ本の数:3冊読んだページ数:962ページナイス数:27ナイス毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記所々入る著者のツッコミがメリハリとなりとても読みやすい。ただ、被告の人物像は結局何も見えてこない。また、読了してから久しぶりに被告の…

僕が食べたうまいもん

東京にいる間、たくさんの外食をしたが、「これぞ!」とか「さすが!」と思えた料理にはそんなに出逢わなかった。「美味い!」と思っても値段がべらぼうに高い、上品で良いムードだけどメシは普通でやっぱり値段は高かい、みたいな店ばっかだった。雑誌やネ…

森繁和著『参謀』を読んで

ご存知、中日ドラゴンズ前ヘッド・コーチの森繁和氏の著書。これまで、組織のリーダーやボス、または完全な裏方さんの著作はいくつか読んだが、ナンバー2というポジションからの作品というのは意外と新鮮かと思った。こういう切り口の本はもっとあって良いの…

僕がた食べたうまいもん@宝来(国分寺)

――国分寺を離れるにあたって、一番の心残りは「宝来」に通えなくなることだ。by 自分 国分寺(小平市)に「けやき公園」という野球場(少年野球用?)がある公園があった。どういうわけが偶然発見し、その外野の芝の部分で友だち3人とキャチボールをすること…

三木谷浩史著『たかが英語!』を読んで

金沢に帰ってきて、年に2回ほど、つまりは、これまでに4年で8回ほど「いや、もう本気で英語やろう。TOEIC受けよう」と決意するも、見事にそれと同じ回数だけ放置してきている。 英会話ポッドキャストをダウンロードしてiPhoneでひたすら聞いたりとか、TEDを…

僕がた食べたうまいもん@スタミナ丼のお店(国分寺)

――「国分寺っちゅったらアレですよね、あの美味しいなんとか丼の店、あ~なんやったかなぁ、なんとか丼ですよ、なんかホンマ有名な美味しいお店ありますよね。ぜひ、行ってみてください。ほんで感想も聞かせてください。え? 場所ですか? 知りません」と、…

ロンドン・オリンピックだった2

サッカー。 女子サッカー銀メダルのなでしこさんだけど、彼女らは完璧なまでに完成されたチームのように見受けられる。だからこそ、彼女らが勝ち進むに連れて、僕は、危ういな、という印象が強くなっていった。 まずその前に、僕がまったくの人事ながら心配…

僕がた食べたうまいもん@駅前のチャーハン(吉祥寺)

――じゃ、給料もらったので、チャーハン食ってきます。 吉祥寺南駅を降りたすぐ目の前、厭でも人が集まる駅前だから、とりあえずつくってみましたという風なラーメン屋さんがあった。狭く汚い店で、客も学生とサラリーマンだらけという、むさ苦しいところだっ…

ロンドン・オリンピックだった

オリンピックの感想でも。 まず、柔道。 柔道の試合を観るのは、僕にとってはまさに4年に1回、オリンピックそのときしかない。僕以外でもそういう人は多いと思う。 柔道は日本のお家芸で、国技といっても過言ではないような位置づけなので、当然それなりの期…

僕がた食べたうまいもん@味源(吉祥寺)

――オオシマさんには教えますけど、あの店、味噌が評判ですけど、実は塩が一番美味いんですよ。と後輩がドヤ顔で教えてくれたのが、吉祥寺にある「味源」というラーメン屋さんだ。 僕が東京で食べたラーメンで断トツの好印象なのが、吉祥寺の「味源」。晩年、…

広島という街

広島という土地は、「広島東洋カープ」という色があるためどうも好きになれない印象だった。要は敵地であると(同じような理由で大阪や福岡も別段興味のない街として挙げられるし、今となっては札幌や仙台もそこに含まれる)。しかし、実際に広島を観光して…

僕が食べたうまいもん@一圓 (上石神井)

――餃子が好きなら、上石神井駅の近くの「一圓(いちえん)」というお店に行ってみればいいよと、友人は言った。「大きな餃子が出てくる」と。 東京に出た当初、僕はよく「今まで食べたものの中で一番うまいものは、金沢にある第七餃子だ」と、ことあるごとに…

ヒロシマという街

前職で、遠方に出かけるとお金がもらえるというユニークな福利厚生があった。そのときに「そうだ、広島に行ってみよう」という思いがふと浮かんだ。小学校の夏休みで登校日となっていた8月6日って一体何なのだろう。もう今は大人になっているから、8月6日に…

広島に行ってきたんだ。

▼宮島・厳島神社 ▼広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式

『甲子園刻まれた伝説』を読んで

負けて、甲子園に出られずに終わっても、その後の人生で幸せになっている人がいくらでもいるし、逆に、勝って、甲子園で優勝しても、不幸に見える人がたくさんいる。(中略)だからこそ、野球という人生の教材の使い方を、いつも思い悩みながら考えている。 …

僕が食べたうまいもん@フクちゃん(早稲田)

――早稲田に「チョコレートとんかつ」という奇妙キテレツなとんかつを出す店があるらしい。 どっかで見るか聞くかした噂だが、入学して間もなく、友人から西門付近にあるお店がそれだよと聞いた。「フクちゃん」というお店らしい。そして僕は一度行って以来、…

7月の読書メーター

7月の読書メーター読んだ本の数:8冊読んだページ数:1975ページナイス数:23ナイスたかが英語!自分の会社も「英語化」してほしい。英語が必要なことは重々承知だが、逃げ出せない強制力がないと、やり切る根性が自分にはない……。読了日:07月31日 著者:三…

横山秀夫著『クライマーズ・ハイ』を読んで

2~3年くらい前に買った本で、ずっと本棚で眠らせていました。なんとなく読む気にならなかったのです。またどうせ読むなら、夏のこれくらいの時期に読みたいと思っていたので、気分と時期がなかなか合致しなかったという理由もあります。しかし、いざ読みは…

高校野球観戦-石川大会準々決勝、決勝

圧倒的試合巧者。遊学館高校が見事石川代表、甲子園出場を勝ち取りました。 7月25日準々決勝、金沢高校(以下、金中)対遊学館は、昨年の決勝戦と同じカード。28日決勝、星稜高校対遊学館は、なにげに夏の大会での初対戦という、見所のある好カード。しかし…

僕が通った学校

僕が東京で「何かを学んだ場所」というのは、得るものだけ得て、すーっと通り過ぎただけの場所のように思えます。 というのも、そこで出逢った人々の名前をまったく思い出せないのです。そのときの教室の雰囲気や自分が主にどこに座っていたか、そして会話を…

僕が通った学校@バンタンJカレッジ2(2002年)

もう一方のライター養成総合コースAは、土曜日の朝っぱらから4時間の講習でした。講義時間も長いので、適度に休憩があり、ここのクラスメイトとは、それなりにコミュニケーションが取れてた気がします。が、やはりほとんどの人間とはカリキュラム終了後、も…

僕が通った学校@バンタンJカレッジ1(2002年)

バンドを辞めて、広告代理店を辞めて、「バンタンJカレッジ」という就職専門学校に通うことにしました。2002年の4月のことです。「広告の仕事に携わってきて、雑誌編集の勉強を本気でやってみようと思うようになりました」。広告代理店を辞めるときのウソの…

僕が通った学校@マック・ミュージック・スクール(1999年)

大学に行かなくなって、寝ても起きてもバンドをやってるような生活になっていました。ところがそれほど熱心に練習したり音楽聴いたりしてる方でもなかったし、何よりまったくの独学だったので、伸び悩みも感じていました。ので当時のヴォーカルに勧められて…

僕が通った学校@早稲田大学(1997~2001年)

朝起きても、まったく何の縛りがないという生活がはじまりました。 一応学校には行ってみるものの特に友だちもいないので、1人でキャンパスを歩いて、講義に出て、先生の話を聞くも何の手応えもなく90分が過ぎ、教室を出るという毎日を繰り返していました。…

僕が通った学校@早稲田大学(1997~2001年)の前の話

まず、僕がなぜ早稲田などという東京の大学を受験したかを説明します。少し前にも書きましたが、そもそもは是が非でも京都に進学したかったのです。東京など頼まれたって行きたいとは思えなかったし、興味も関心も憧憬もへったくれも何もありませんでした。…

高校野球観戦-金沢桜丘高校対津幡高校

7月15日朝8時、起きて部屋から外を見ると、テストの点数が悪かったときのメタファーのように空は薄暗く、道行く車もめんどくさそうにワイパーを動かしながら走っていました。僕はううむと思いました。わざわざ雨降る中に、高校野球を観に行くのもどうかなと…

古賀茂明著『官僚の責任』を読んで

まず僕は「官僚」という職業がどういうもので、何をしているのかあまりピンときませんでした。よく聞くワードではあるけど、政治家とはどう違うのだろうかと。で、ざっくり調べてみると、日々ニュースでお目にかかる政治家先生というのは国を繁栄させるため…

鴻上尚史著『あなたの思いを伝える表現力のレッスン』を読んで2

表現で感情が動く 「どうして私たちはテレビや映画、小説、演劇、マンガの物語を求めるのだろう?」という疑問を持ったことはありませんか? いろんな理由があるでしょうか、ひとつは、「経験したことのない感情を味わえる」ということだと思います。 ものす…

鴻上尚史著『あなたの思いを伝える表現力のレッスン』を読んで

「表現」と「感情」の関係 ここでちょっと、「表現」と「感情」の関係を考えてみます。 (中略) 人は恋をすると、「表現」と「感情」に対して厳しく、敏感になります(この場合の「表現」は「言葉」ということです)。 つまり、「言葉」と「感情」の距離に…