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中吉

1年をまるまる日本で過ごすのは2014年以来。2019年を大きくまとめると、そういう1年になる。そんな1年の締めくくりに、会社が上場企業の傘下に入ったことが、一つのビッグ・トピックスだったかもしれない。そしてこの職場の変化は、今後僕にとっての大きな…

電子マネーまとめ(2019年6月時点)

去年、日本に戻ってきて電子マネーを使うようになった。元々財布を持ち歩くことに煩わしさを感じるタイプだったので、AppleWatchなどでピロンと決済できる手軽さへの憧れはあったのだ。ともかく、いざアプリをダウンロードし、カードや口座登録をし、電子マ…

平成最後の

来年になったけど、去年の今年の漢字でも。 年末も年始も今もなお聞き飽きたくらいに言われ続けている「平成最後の――」というフレーズ。確かに最後といえば最後なわけで、なんら間違いはないのだが、実際年号が変わったとことで、僕らの生活は劇的に変わるわ…

血液型のカラクリ

香港人も中国人も台湾人も血液型には、さっぱり興味がないらしい。でも、日本人として生きていると、血液型には一定以上の信憑性はあるなと誰もが感じているだろう。なんだかんだ言って、A型の人はAっぽいし、B型の人は見ていればだいたいわかる、みたいな。…

13日北國新聞朝刊「地鳴り」に載ったよ

小松ー香港の定期便楽しみ(原文)<北國新聞「地鳴り」 10月の投書で、日本全国から金沢へのアクセスが良くなり知名度が上がった一方で、海外のアクセスにはまだ課題が残ると書いた。その矢先、小松空港と香港の定期便就航というニュースが飛び込んできた。…

どこからどこまでが日本人なのか?

香港で暮らしていて、最初に感じ、以後ずっと感じ続けていたことのひとつに「香港には意外と日本人いっぱいいるんだな」ということがある。駐在として来てる日本人はもちろんだが、香港人や中国人と結婚して香港で暮らしている(そして一生香港で暮らすであ…

帰国して1ヶ月

帰国して1ヶ月経つが、意外すぎるほどすんなり日本に馴染めている気がする。まあ当たり前といえば当たり前で、そもそも生まれ育った国だし、街だし、これまでも定期的に返ってきていた場所だからだろう。最初に香港に引越したときのインパクトや、そのとき感…

20日北國新聞朝刊「地鳴り」に載ったよ

海外に対して不便さが残る(原文)<北國新聞「地鳴り」 2015年北陸新幹線開通直後、金沢から香港に転勤しました。その後、県外からの観光客も増え、近江町や金沢おでんが全国的に注目されているというニュースをよく耳にしたものです。そして、この秋三年ぶ…

変身

2017年も最終日になって、今年1年を振り返ってみる。 一番感じたことは、今年になってから、怒っていることが非常に多かった気がすること。 元々僕はヒトにもモノにもゲンショウにも、なるべく腹を立てないように生きてきたつもりだった。喜怒哀楽の感情もで…

作文:自己紹介(リライト)

日本語を勉強中の香港人に「作文」を書いてみてくれと言われた。テーマは自己紹介で文字数は自由だとか。で、書いてみた。その後、書いたものを見せると「広東語で書いてください」とか言われた。聞いてねーよ今更おせーよと告げて、広東語の作文は無視する…

遺書を書いた。(リライト)

とりあえず、5年前の状況から説明していこう。 村上春樹の「プールサイド」という短編小説のなかで、「35歳は人生の折りかえし点」だというセリフが登場し、35歳になる少し前から、人生における「35歳とは?」ということを強く強く意識するようになった。で…

ストレイ・シープ2016

何でも今年2016年は、夏目漱石没後100年の年なんだとか。命日でもある12月9日のテレビ番組で知った。最近の話だ。 とはいえ、漱石に対して僕はそこまで読み込んだわけでもなく、中学生などの読書感想文の雄『吾輩は猫である』『坊ちゃん』は読んだことすらな…

変化、無力感、充実

さて、また思い出したかのように書いてみる。 香港に来て、1年半経った。とにかくいろんなものがいろんなスピードで変わっていった。といか、今もなお変わり続けている。これが歳をとったために変わったことなのか、外国で生活しているための変化なのか定か…

北アイルランドについて

さて、イギリスについて。というかEUROでは、もうウェールズ以外は敗退してしまったんだけどね。 で、少し調べてみてわかったことだが、僕はイギリスという国があって、その国を4つの地域に分けた場合、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイル…

EUROとイギリスと香港と

EURO2016である。 EUROをまともに観たのは2004年がはじめてで、このときは何となくオープニング・ゲームで勝利したギリシャを応援していたら、そのままギリシャが優勝してしまったという大会だった。2002年の日韓ワールドカップからサッカーを観はじめた僕に…

唐突に書いてみた

唐突に書いてみる。 香港に来て1年が過ぎた。とはいえ、家では日本のテレビを観ることができるし、職場でも日本語が堪能な現地スタッフが多く、日本人スタッフも数名居るので、なんら異国に来たという実感はない。おかげで英語も広東語もたいして(まったく…

去年の漢字

かれこれ2ヶ月前の話になるが、2015年の漢字が発表された。「安」だそうだ。 で、僕は毎年、この「今年の漢字」の発表を楽しみにしていて、そして「自分の今年の漢字」を考えるようにしているのだが、なんだかんだで、2015年はそんな余裕もなかった。めんど…

Hulu(フールー)を視聴してみた

Hulu(フールー)という映画視聴サービスに申し込んでみた。とりあえず2週間は無料とのことなので、まずはお試し。まあどんなサービスもそうなのだが、最初無料でも、クレジットカードの登録は必須で、気づかずに無料期間が過ぎると自動的、強制的、無慈悲的…

計算機の思い出

小学校の頃、公文式に通っており、「計算」をすることは自分の得意分野のひとつだった。算数は好きな授業のひとつであり、当然テストも厭ではなかった。ただ、一般的に、算数とか計算を苦とする人間も多く、ある日、こんな文句が挙がったことを覚えている。…

ときめきを捨てたとき

2008年、東京から金沢に帰省することになって、最後にやっておいたことのひとつに、スーツの購入というのがあった。それまでは、仕事でスーツなんてほとんど身につけなかったのだが、次の仕事はスーツ着用らしいので、東京での最後の買い物として、新しい生…

iPhoneで住所録に関するあれこれ

異なる連絡先が入力された2つのiPhoneで、連絡先を入れ替えるというのが、ことのほか手間である。ので忘れないうちに、自分メモも兼ねてまとめておく。 僕がやりたかったことは、こうだ。まず、香港用のiPhoneを会社より支給された。そして、これまで使って…

日曜日の女たち

日曜日。外に出てみると、ビビった。人が溢れかえっている。人気歌手のコンサート会場からの帰り道のように、少し先に歩くのにも苦労するくらいだ。そしてほどなく、その「人」というのも、ほとんどがイスラム風の人間であることに気づく。というのも、頭に…

衣食住に必要なもの

また香港に来た。今回は通常出張なのだが、会社としても、いい加減ホテル宿泊も金がかかってしゃーないということで、ちょうど数日前に日本に帰国したスタッフが住んでいたマンションで寝泊りすることになった。 場所は、香港島の銅鑼湾(コーズウェイベイ)…

香港転勤のお知らせ

2008年、僕が10年ほど東京で暮らして、さて金沢に帰省しようかと考えたときに、「金沢に新幹線が通る」というニュースが僕を後押ししたことは間違いない。2014年だか2015年だかに東京、金沢間も新幹線で結ばれ、金沢もこれまでの地方都市じゃなくなるだろう…

なんとなく四国に行ってみた

金沢から四国に車で行ってみた。 本州から四国に渡るには、主に3つの手段がある。1つが、大阪より東にいる場合に一番利便性が良い、明石海峡大橋(淡路島)を経由するパターン。2つ目は、知名度で言えばもっともメジャーであろう、岡山、香川間を結ぶ瀬戸大…

日本人が言う「おもてなし」って何だ?

先日、新大阪駅の地下で食事をしたときの出来事。その飲食フロアでは、各お店にトイレは設けられておらず、フロアにある共用のトイレを使うようになっていた。ので、食事をしている人は、一度店を出なければならない。で、僕は店を出て、案内矢印の方向に従…

香港にやってきた@走ってみた

昨年台湾に行ったときの反省を基に、勉強してきた。海外での携帯の設定に関して、そして海外でのジョグ時の携帯設定に関して。 とはいえ、大層なことなどまったくない。iPhoneであれば「設定」内の「モバイルデータ通信」をオフにすれば良いだけだ。wifiエリ…

香港にやってきた@物乞い

僕がいるのは尖沙咀(チムサーチョイ)という香港の一等地。東京で言えば、銀座のようなエリアである。思いつく限りのブランド店が立ち並び、ペニンシュラホテルがそびえ立ち、港に出れば世界中の歓楽を集約したマカオに行く船も出ている。で、そのエリアに…

香港にやってきた@香港アラカルトその2

独り言 どういうわけか香港では、独り言や、鼻唄をうたっている人が多い。自由な人達だなと思っていたのだが、いい意味で動物的なのかなと感じてきた。自分の感情をストレートに表に出しているわけだ。特に鼻唄というのは、気分が良いことを具現化したような…

香港にやってきた@香港アラカルトその1

1週間ほど香港で生活してみて、適当に思うことがある。書き出してみる。 室内はクーラー 香港も北半球に属しているため、1月は冬という季節に区分される。だが、どの建物でも攻撃的にクーラーががかけられている。もともと外の気温は温暖で、最高気温は毎日2…