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クライマックス

 プロ野球、クライマックス・シリーズが絶賛開催中である。一応、テレビをつけて観戦しているが、正直どうでもいい感があることは否めない。贔屓チームのいないゲームなど、思った以上に見どころがない。というか、野球というものの楽しみ方を忘れてしまったような気にすらなっている。


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 思えば、これと似たような「無関心」時代があった。僕が高校生のときだ。バンドに熱中してたこともあるが、野球にあまり興味がなかった。一応、我がドラゴンズが勝ったか負けたかくらいは、朝テーブルの上に置かれている中日スポーツでチェックはしていたのだろうが、順位が何位で首位と何ゲーム差かなど、たいして気に留めていなかった気がする。今中で勝ったか、よしよし、くらい。奇しくも、その高校のときの監督と最近の監督は同じ人なのであるが、それが偶然なのかどうかは定かではない。その後、中日の監督が代わり、僕が東京に上京したあたりから、また野球熱が再稼働し、今に至る。2000年あたりからは東京ドームなどにも足を運ぶようになった。


 もともと中日というチームは「万年2位」と揶揄されたり、隔年でAクラスとBクラスを行ったり来たりするような、裏切り色の強いチームだった。だからファンとしても、期待はしつつも、どうせ最後は負けるんだろうなという目で見ていたところも少なくはない。でも人間欲張りなもので、一度「勝つ」ことを知ってしまうと、2位などでは喜べなくなるのだ。ましてやBクラスになってしまうくらいなら、野球というもの自体がどうでもよいと思えてしまう。


 この時期にドラゴンズがいない野球というものが、これほどまでに「冬」を感じさせるなんて思ってもみなかった。サッカー日本代表にしてもそうだけど、やっぱり勝たないと意味ないよね。薄情だと言われようとも、勝てないチームには、愛情も注げないんだなと痛感している次第であります。