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香港にやってきた@走ってみた

note HongKong

 昨年台湾に行ったときの反省を基に、勉強してきた。海外での携帯の設定に関して、そして海外でのジョグ時の携帯設定に関して。


 とはいえ、大層なことなどまったくない。iPhoneであれば「設定」内の「モバイルデータ通信」をオフにすれば良いだけだ。wifiエリア限定での利用になってしまうが、余計な料金は取られない。


 で、お次はジョギング・アプリ「runkeeper」で、位置情報をどうやって取得するかという問題に関して。とはいえ、こちらも大層なことなどない。モバイルデータ通信オフのままで、runkeeperを起動すれば良いだけだ。モバイルデータ通信とwifiがオフでは、普通のマップ・アプリでは位置情報は取得できないが、runkeeperではどういうわけか位置情報を取ってくれる。どの場所をどれくらいの距離を走ったか、日本に居るときと同じように計測できるわけだ。


 ということで、香港の街を走ってみた。ちなみに場所は九龍公園(「クーロン」と読むものだと思っていたが、「カオルーン」と発音するらしい。「九龍ホテル」というところに宿泊したのだが、タクシーで「クーロン・ホテル」と言ってもさっぱり通じなかった。紙に「九龍」と書いて伝えて事なきを得たのだが)のまわり。公園内には、ジョギングコースのようなものがなかったため、公園外の一般道路を走ることにした。


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 で、感想。まず、なんと言っても通行人の数が多すぎる。渋谷のセンター街をジョギングするような感覚で、非常に走りづらい。また、観光客も多く、ゴロゴロとキャリーバッグを引き連れている人がたくさんおり、それだけで1.5人分くらい道幅を取るので、まさにジャッキー・チェンが人波を掻き分けて、ギャングから逃げるような格好で走らなければならない。そして、非常にカルチャー・ショックというかアウェイの洗礼なのか、香港の人間はどういうわけか、まったく道をあけようとしないことに驚いた。普通、人が向こうから走ってくるのが見えて、ぶつかりそうだったら避けるというのが人間の本能だと思うが、いやはや、まったくをもってして避けない。半歩ばかし横にすらズレてくれない。だから、僕の方が歩行者を避けながら走ることになるのだが、当然長い時間走っていると、いちいち歩行者を避ける余裕もなくなってくる。すると、ことごとくすれ違いざまに歩行者とぶつかるはめになる。この香港人の絶対に道を譲らないという、ふてぶてしさはどこからくるのだろうか。(余談かもしれないが、コンビニで列に並んでいても、香港人は平気で割り込んでくる。僕の場合、1日1回は割り込まれる。香港の人間は、他人というものが見えないのかもしれない)


 次に思うのは、空気が悪いこと。まあ都心部だからしょうがないのかもしれないが、排気はもちろん、歩きタバコなど、あまり気分の良い環境ではない。高地トレーニングよろしく、こういった悪環境が心肺機能を強くしてくれるのであれば、まだ我慢もできるのだが、残念ながら、この条件下では身体が蝕まれるだけだ。そして最後に、道がデコボコ、ガタガタしていることにも注意を払う必要がある。香港という街は全体的に派手さの代償として生み落とされた「雑」の集合体という一面もある。上を見上げれば豪華展覧なビルディングが立ち並ぶが、その分、足元の道路などは、安い賃金で済ますために、ちょっと賢いチンパンジーに造らせたかのようなお粗末な代物なのだ。


 とまあ、香港の街を走るのであれば、ヘレン・ケラー並みの三重苦を覚悟しなければならない。でもまあ、もしかすると自分が走っていた場所が特別悪かったという可能性もある。ホテルの入り口などで、何人ものジョギングをするような格好をした人とすれ違ったが、自分が走っているときには、ジョガーなどほとんど見かけなかったのだ。少し違う場所に、もっと良いエリアがあったのかもしれない。