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地方のニュース、マスメディアに関して

note

 地方では、その土地の新聞社が強い影響力を持っていたりします。元々地方は発信力を持つマスメディアが限られているので、新聞社が力を持つのは自然なことです。一方で、社会全体が地方新聞社に「よいしょ」し過ぎるきらいもあると言えます。企業にせよ、イベント事を実施する団体にせよ、地方の政治経済全般において、新聞社に嫌われてしまっては「広告宣伝」がまったく機能しなくなりますからね。そういった理由から地方紙は読まないという知り合いもいます。地方紙の紙面なんて閉じられた村社会的な、新聞社にとって都合の良いことばかりしか報じられていない、朝日とか読売みたいな全国に向けて発信されている紙面を見ていないと地方人の視野は外に向かず、狭くなる一方だし、知識も偏ってしまうと。確かに一理あると思います。


 が、僕自身、東京から田舎に戻ってきた人間なので、だったら自分の目線やアンテナも、ロカールな方向に向けるべきだろうなと考えています。偏った報道は、どのメディアにもあるわけなので、僕はとにかく「小さな」ニュースに注意を向けていきたいわけです。つまり、とある商店街のちょっとした「いい話」とか、中学、高校の部活の結果とか、市民マラソンの結果で誰からちらりと写真に載ってたとか、知り合いの俳句が紙面に掲載されたとかで一喜一憂するような、独特ののんびりした空気感。こういった記事やニュースが手に入るというのは、地方で暮らす上で非常に意味があることだと思っています。逆に、全国区のニュースや社会の動きを感じたければ、また東京に行くのが手っ取り早いわけです。でも現状、地方で暮らしていて、これからも暮らしていくわけなので、僕は小さな「ふうん」を新聞から拾っていきたいというのが僕のスタンスです。


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 新聞だけでなくテレビでも同じです。地方では夕方のニュースはたいてい地方局からのローカル・ニュースと全国ニュースの二本組で構成されています。僕はいつの間にか、地方局制作の小さな話題のニュース・コーナー、特集の方がおもしろく感じるようになっていました。むしろ全国ニュースになったら、テレビへの興味は失せるくらいです。どのチャンネルでも似たような内容で報じられる、画一的で使いまわされたニュースに感じるから。新聞でもテレビでも、僕はいつしか「小さな話題」に注意を向けるようになっていました。


 地方で暮らすからには、地方の「色」の強いメディアというのも求めるようにしようと思っています。逆に言うと、都会の情報ってのは、徐々に興味がなくなっていってるんですけどね。