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井端弘和著『勝負強さ』を読んで

review

 こういった類の書籍は、例外なくアマチュア時代のエピソードの方がおもしろい。プロに入ってからの活躍やスランプや怪我、そしてその裏側なんてものは、普通にスポーツ・ニュースやスポーツ・マガジンを追っかけているだけで、それ相応に情報収集できているのだろう。あらためて書籍化したところで、新鮮味のあるトピックスというのは極めて少ないのだ。一方で高校や大学時代などのプロ以前の話というのは、現在進行形のニュースやマガジンでは登場することなどほとんどないので、すこぶる読み応えがある。特にライバルチームの同期に誰々がいたとか、2コ上の先輩に誰がいたとかいうことを新発見しただけでも、僕はエキサイトしてしまう。この書籍の中でも、東都リーグの入れ替え戦のエピソードで、立正大の西口(現埼玉西武)の名前が出てきたとき「こんなトコで一度対戦してたんだ」と、なぜか僕までテンションが上がってしまったくらいだ。


 とはいえまあ全体的な感想は、ごくごく普通。良くも悪くも井端の情報なんてものは、日常的に入ってきているから、僕にとっては今回特別に知ったというものが少なかったのだろう。あとはWBCの活躍を受けて、急遽つくられたような印象も受け、「深い」話というものが少なかったように思う。荒木との対談も、何度か聞いたことのあるような質問、内容が多かったように思えた。


【送料無料】勝負強さ [ 井端弘和 ]

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価格:820円(税込、送料込)

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
WBC男のメンタル強化法。チャンスに強い理由がある。井端&荒木アライバ対談収録!!

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 集中する力/第2章 逆境を乗り越える力/第3章 技術を極める力/第4章 継続する力/第5章 信念を貫く力/井端弘和vs荒木雅博アライバ対談

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
井端弘和(イバタヒロカズ)
1975年5月12日生まれ。神奈川県出身堀越高校亜細亜大学を経て、97年のドラフト5位で中日ドラゴンズ入団。右投げ右打ち。2001年から遊撃手のレギュラーに定着。173センチと小柄だが二塁手荒木雅博と共にドラゴンズの内野の要を務める。毎年3割前後の打率を残し、バントや右方向への流し打ちも上手い。俊足巧打のユーティリティプレーヤー。ベストナイン5回、ゴールデングラブ賞7回受賞。13年のWBCで大活躍し、2次ラウンドMVPと大会ベストナインに選ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)