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僕なりに高級なコーヒーを飲んでみて

 自分で言うのもなんだが、僕は味音痴な方で、適当な料理の形さえ整ってれば、それなりに美味しいと感じて食べられる方だと思っている。好き嫌いは別として。で、当然飲み物などもそうで、最低限の水分補給さえできればそれでよく、ケース・バイ・ケースでお茶だったり甘いものだったり苦いものだったり、そして冷たいもの温かいものが欲しいという欲求が満たされてくれれば問題ないタイプだ。ので、コンビニでも500mlの紙パック飲料を100円程度で買うことが多く、その隣の棚に陳列されている、スターバックスやドトールなどのメーカーが出している、ちょい本格コーヒーなどまったく興味がなかった。容量も260mlくらいで198円と贅沢。たまにこれらのカップ型(タンブラー型?)コーヒーを飲んでいる人を見かけると、この半分の値段で倍くらいの量が飲めるのに、なんともプレミアムな奴だなと思っていたくらいだ。もちろん、コンビニではなくスタバやドトールでコーヒーを買う人間も信じられなかった。コンビニの100円のやつでいいじゃん、と。


 で、僕は昼食のあと決まって簡単な昼寝をするのだが、そのせいもあってが午後の仕事前にはどうしてもコーヒー系の飲み物がほしくなるのだ。社内の自販機で飲み物を買うこともあるし、コンビニに出かけることもある。そこで、どういう風の吹きまわしがわからないが、ある日ふとカップ型のプレミアムなコーヒーを買ってみたわけだ。今となっては、ケチでたいして違いのわからない自分がどうしてそんな高級なものを手に取ったのか理解に苦しむのだが、とにかく「一回試しに飲んでみよう」と思い、レジに持って行ったわけである。特別機嫌が良かったか、良いことがあったか、そんな日だったのだろう。


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 結果的には、「こっ、これは非常に美味しい」の一言。そして100円の紙パックが、100円で売られている由縁がよくわかった。まあコンビニのコーヒーに「美味しい」と感動しているくらいなので、僕の味に対する適当さのレベルがわかってもらえたと思う。


 まあとにかく、こうやって人間は買い物するときの基準や上限額が上がっていくのだなと実感した。そしてうまいことできているもので、ワンランク上の商品というものは、「今日は贅沢しようか、安く抑えようか」という迷いつつも、「まあこれくらいの金額なら出してもいいか」と決断できる範疇の値段設定がされているのだ。感心してしまう。というか、ヒット商品ほど、その商品の満足度に相応した価格設定がされているものだ。まあ、よく聞く当たり前の話だけど、100円や200円のコーヒーの値段であっても、非常に緻密に計算されているんだなと感じた次第である。