福井県に行ってきたよ

 ふらりと福井に行ってきました。今回は、「星山(ほしやま)」という焼肉屋さんに行くというのがメインで、ついでに福井県立歴史博物館」に立ち寄って帰って来たという具合でした。


 まず「星山」は、以前に部下から「おいしい」というオススメを受けていたので気になっていたお店です。わりと年配の方にしてみると、「あ~、星山は有名ですね」ということだそうです。お店は北陸自動車道の福井インター・チェンジを降りてすぐのとこにあります。金沢からは1時間ほど。なんとなく老舗店なので古臭く、ガツガツしたお店かと思いましたが、まったく自然な今風のお店でした。それどころか、お店のオーダーが、テーブルに完備されているカスタマイズしたiPadでの注文になっており、なかなかハイテク&オリジナリティのあるお店と見受けられました。


 僕は米沢牛のランチセットを注文。とても上品で食べやすかったです。わざわざ来たという苦労して出かけた分もあるかと思いますが、それなりに満足。また僕は焼肉に行くと後半にスープを頼むことが多いのですが、この日は気分的にユッケジャン・スープをオーダーしました。赤い唐辛子風味のスープですね。で、これがまたパンチの効いたスープで、これまでに食べたユッケジャンの中でもトップ・クラスの刺激でした。つまり激辛ということです。星山に行くことがあったらユッケジャンも頼んでみてください。


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 その後は、福井市内の「福井県立歴史博物館」に立ち寄りました。まあさほど大きな博物館でないので、さらっと一回りできたのですが、「昭和のくらしコーナー」という、「昭和30年代後半から昭和40年代」を再現した展示オーナーがあり、ここは非常に良かったです。


 実際僕はこの「昭和30年代後半から昭和40年代」という時代には生まれていないので知りません。しかし昭和50年代でも、地方の田舎では上記のような空気は残っており、充分に懐かしさを感じるのです。小さなスペースでしたが、観ごたえはありました。そして同じくこのコーナーを見まわっていたどこかの家族がおり、5~6歳くらいの男の子が「ね~、お父さん、こういうのホントにあった? ね~、お母さん、これ知ってる?」というような子ども特有の質問をひっきりなしにしていました。平成生まれ、2000年代生まれの子にしてみれば、こういった昭和の展示物も、縄文時代の暮らしの再現コーナーも同じに見えるでしょう。それくらいここ30~40年で大きく人間の生活スタイルというのは変わってきているはずです。


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 金沢から福井というのは、小松市加賀市を挟んでいるので非常に遠く感じます。でも、その距離感がわざわざ足を運んだ感を演出してくれて、満足度も高くなるような気がしています。


◆六間星山(焼肉・ホルモンのお店)
◆福井県立歴史博物館