幸せってなんだろう?――「日本で一番幸せな都道府県」ランキング

◆「日本で一番幸せな都道府県」ランキング 北陸勢が上位を独占 - BOOK STAND|WEB本の雑誌


 「世界一幸せな国」として定着しつつあるブータンブータン政府は「国民総幸福量」(GNH)を提唱しており、「経済成長だけが人の働く意味ではない」という考えが浸透しています。それでは、日本で一番幸せな都道府県は一体どこになるのでしょうか。

 書籍『日経プレミアPLUS VOL.4』には、幸福度ランキングベスト20が紹介されています。これは、法政大学幸福指数研究会の調査によるもので、持ち家率、家の広さ、就職率、貯蓄額、出生数、保育所数、犯罪や火災の件数、交通事故数、平均寿命などの40項目の指標を使って算出しています。気になるランキングは以下の通り。

1位:福井県
2位:富山県
3位:石川県
4位:鳥取県
5位:佐賀県
5位:熊本県
7位:長野県
8位:島根県
9位:三重県
10位:新潟県


f:id:junichi13:20100523124015j:plain


 というようなランキグが発表されていた。新潟、長野も含め北信越がすべて10位内にランクインである。


 そこで考えてしまったことが、じゃ結局「幸せ」ってなんなんだってこと。つまり、福井県に住んでいるから幸せとか、石川だから、北陸だからどうこうってことじゃなく、そんなのアクマで個人の問題じゃないのか、と思ってしまったわけだ。また「幸せ」と感じるってことは、「競争してない」ということの裏返しでもある気がするのだ。そういう意味では、平和ボケしているランキグとも言えるんじゃないのかという疑問も浮かんでしまった。


 まあ、もとより、このニュースを見て「ああ、オレの住んでいる県が入っている。ああ、オレ、幸せ」と素直に喜べない時点で、今の自分が余裕のない状況なんだろうけどね。あなたは、このニュース、このランキグを見て、どう感じましたか。特に北陸の人。