モノを売ってみた

 先日、いらないモノをリサイクル・ショップに持って行ってお金に換えてきた。内容は以下の通り。さて、いくらになるのだろうか。

▼本・雑貨類

  • 単行本×3冊(『1Q84』)
  • 新書×4冊
  • 文庫本×2冊
  • 野球カード×33枚
  • 布トートバッグ
  • オマケのエナメル・バッグ(小)
  • (ランニング用)イヤホン(正直壊れている気がしている)
  • カード式計算機

▼衣類

  • Tシャツ×10枚
  • パーカー×2着
  • (MLB)キャップ×2個
  • ジャージ
  • 上着


 ところで、売りに行く前から薄々気にはしていたのだが、それ専門の業者にモノを売ってもあまり金にならない法則がある。というのも図式が素人VSプロなわけだから勝負にならない。安い値段で取っていかれるのは目に見えている。だから本当は直接「それを欲しい」と思っている人(一般人)に売るのが一番取り分は大きいし、双方にとってもメリットは大きい。ヤフオクや楽天でも個人出品ができるわけだし、本当はそうやってモノを処分するのがベストなんだろう。


 でもまあ、自分がヤフオクに出品料を払って、写真を撮ったり手間暇かけて商品をアップロードすることを考えると、どうも億劫でならない。また、買い手がつかなかったときのリスクもあるからなおさらだ。となると、儲けが少ないことがわかっていても、リサイクル・ショップで売るほうが手っ取り早いと感じてしまう。そして文庫本はまとめて30円とか、Tシャツは何枚あろうが50円みたいな二束三文な値段となる。それでもまあいいかと思ってしまう。若い学生の頃なら、時間かけてでも1円でも高く売れる方に注力しただろうが、今は到底そんな気にはなれない。


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 結局、僕が売りに出したモノは、全部合わせて、2,260円。本・雑貨で430円、衣類で1,830円だった。細かい明細はもらえなかったが、本では『1Q84』全3巻で300円、衣類はパーカー2着で1,600円ほどと、まあ、これらでほとんどの金額を稼いでくれた。これを安いとみるか、高いと感じるかは人それぞれだろうけど、どうせ使わないものだから充分だと思っている(「どうせ使わないものだから充分」と思わせて安く買い取る部分が、リサイクル業者のもっとも有利な部分でもある)。


 まあともかく、僕はモノとお金をどんどん流通させることは、絶対プラスだと思っている。個人的にも世間的にも。だから、個人的に不要だと感じたモノは、どんどん手放して、世の中に流通させることをオススメしたい。