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三木谷浩史著『たかが英語!』を読んで

 金沢に帰ってきて、年に2回ほど、つまりは、これまでに4年で8回ほど「いや、もう本気で英語やろう。TOEIC受けよう」と決意するも、見事にそれと同じ回数だけ放置してきている。


 英会話ポッドキャストをダウンロードしてiPhoneでひたすら聞いたりとか、TEDを英語字幕で見るとか、最近facebookで話題になった「わいわい英会話」を実践するとか、ショートを守る井端のように広範囲に渡ってボールを追いかけているのだが、どれも挫折。まあでもこんな感じの日本人なんてゴマンといるだろうけどね。


 ということで、お次は、社をあげて英語を導入しようとしている楽天さんの三木谷論でも取り入れてみようとしたわけである。


 ところが、特に新しい発見があったわけではない。これまで見たり聞いたりしてきたことと同じようなことが書かかれていた。日本人は英語苦手意識が過剰すぎるとか、きれいな英語にこだわり過ぎているとか、英語を日本語に訳して考えるのではなく英語は英語として意味を理解すべきとか……。


 ただ、ひとつ決定的にわかったことは、強制的に追い込まなければ、英語なんて覚えられっこないんだなということ。自分目標として、何時間勉強するとか、暇な時間にリスニングするとか、そういうファジーなルールだと、いつの間にかそんな決め事はなかったことになってしまう。僕らは何かと「忙しい」ことを理由にすることが得意なのだ。


 そもそも楽天が「社内の公用語を英語にする」とリリースされたとき、賛否両論というより、ネガティブな意見の方が色濃かったように、「無茶だろ」というくらいの前のめりでトライしていかないと、いつまで経っても英語なんて、これっぽっちも身につかないのだと思う。だから、何の計画性もなくTOEICの試験を申し込んでしまうとか、勢いだけで英会話スクールに入学するとか、それくらいの無謀さが必要なのだ。少なくとも、自分の会社が、昇格要件に英語を含めるなどというルールを設けない限りは。


 とはいえ、今ここで何をすると具体的な断言できない部分が僕の弱いところでもあるが、今さらながらでも、ダメ元で何かチャレンジしてみる大切さを教えてもらったと思う。ドラクエが終わってから考えてみようかと思っている。


【送料無料】たかが英語! [ 三木谷浩史 ]

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価格:1,050円(税込、送料別)

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
世界企業は英語を話す。「英語公用語化」で、日本は復活する。楽天2年間の実験で確信した、成功のマニフェスト

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 社内公用語英語化を宣言/第2章 楽天英語化プロジェクト・スタート/第3章 英語は仕事/第4章 楽天英語化の中間報告/第5章 楽天グローバル化計画/第6章 グローバル化は日本の生命線

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
三木谷浩史(ミキタニヒロシ)
1965年神戸市生まれ。88年一橋大学卒業後、日本興業銀行に入行。93年ハーバード大学にてMBA取得。興銀を退職後、96年クリムゾングループを設立。97年2月エム・ディー・エム(現・楽天)設立、代表取締役就任。同年5月インターネット・ショッピングモール「楽天市場」を開設。2000年には日本証券業協会へ株式を店頭登録(ジャスダック上場)。04年にJリーグ・ヴィッセル神戸のオーナーに就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)