計算機の思い出

小学校の頃、公文式に通っており、「計算」をすることは自分の得意分野のひとつだった。算数は好きな授業のひとつであり、当然テストも厭ではなかった。ただ、一般的に、算数とか計算を苦とする人間も多く、ある日、こんな文句が挙がったことを覚えている。…

映画「ポリス・ストーリー」を観て

ながらでいいから、広東語を聞く機会を増やそうと思い、YouTubeで適当な動画を探してみた。ドラクエでもしながら、広東語の動画でも流して、耳に馴染ませておこうという思惑だ。で、どこかの誰かが日本語で広東語講座をしている動画などを流しているうちに、…

ごちそうさまと行ってらっしゃい

言葉があるということは、それ相応の意味があるということである。逆に言えば、必要のない行為や意味のない概念には、言葉というものがない。 先日、日本語のできる香港人とその他多数と飯を食っているときに「いただきますって広東語で何て言うのか?」と質…

着替える、穴、歩く

香港に来て、生活の中で変わったことは数あれど、最近地味に気になることがある。と、その前に「香港の生活」で思い出したのだが、冬に出張で来ていた頃に書いたエントリーで訂正しておかねばないことがあった。香港の人間は、みんな私服で出勤時し、会社で…

ジョガー、マッチョ、ターザン

最近よく香港の街中でもジョギングしている人をよく見かける(1月に生活していた、九龍公園周辺は、やはり観光地ということで、あまりジョギングには適さない場所だったようだ)。で、そんな中であることに気づいた。香港人のジョガーはかなりの高確率でマッ…

2千円札の行方

日本で、2千円札は、今どれくらい流通されているのだろうか。というか、今財布の中に2千円札がある人はどれくらいいるのだろうか。僕の場合、毎年必ず、お年玉を2千円札でもらう機会があったので、1月の初旬には必ず財布に入っているのだが、たいてい新年会…

VPNを使って海外からドラクエができるようになるまで

ドラクエ10のオンラインをプレイする場合、日本国内からのアクセスのみという制限がある。つまり海外からはゲームができないということだ。しかし、ちょっと調べるとわかるのだが、「VNP」というモノをかますことによって、日本に居なくともプレイできるよう…

ながら映画いくつかの感想

結局、jitakuTVという、日本のテレビ番組を観ることができるサービスを利用している。その中で、映画専門チャンネルというのがあり、民放のゴールデン・タイムではなかなか観ることのできない、マイナーだったり、R指定のあるような映画を視聴することができ…

ときめきを捨てたとき

2008年、東京から金沢に帰省することになって、最後にやっておいたことのひとつに、スーツの購入というのがあった。それまでは、仕事でスーツなんてほとんど身につけなかったのだが、次の仕事はスーツ着用らしいので、東京での最後の買い物として、新しい生…

香港に来て1ヶ月が経ちました

まだ1ヶ月かというのが、正直な感想。まあ、1月からそれなりの日数を香港で過ごしているせいもあるのかもしれないが、ずーっと昔から香港に居ると言われても不思議じゃない気がしているくらいだ。香港という国は、一般的にとにかくスピード感にあふれており…

日本のテレビ番組を観よう

香港に居ても日本の番組が観られるサービスがあるという。で、もちろんこのサービスを利用しようと思ったのだが、こういうときに困るのが、いくつかあるサービスの中から、どのサービスが最適かというジャッジをすること。安いものを見つければ質が悪いんじ…

『輪るピングドラム』を読んで

2011年、深夜のアニメを通して観て、なかなか印象に残った作品。ただ、最終的に何がどうなったのかよくわからないままエンディングをむかえた感があり、そういう意味からも、妙に尾を引くように気になり続けていた。小説は上中下、三巻になっており、香港に…

iPhoneで住所録に関するあれこれ

異なる連絡先が入力された2つのiPhoneで、連絡先を入れ替えるというのが、ことのほか手間である。ので忘れないうちに、自分メモも兼ねてまとめておく。 僕がやりたかったことは、こうだ。まず、香港用のiPhoneを会社より支給された。そして、これまで使って…

日曜日の女たち

日曜日。外に出てみると、ビビった。人が溢れかえっている。人気歌手のコンサート会場からの帰り道のように、少し先に歩くのにも苦労するくらいだ。そしてほどなく、その「人」というのも、ほとんどがイスラム風の人間であることに気づく。というのも、頭に…

綾辻行人著『十角館の殺人』を読んで

かなり有名な作品らしく、「ミステリー」「推理」というジャンルで、よくレコメンドされるので、昔から名前は知っている。が、なんとなく古い作品だったので、読まずに放置していたけど、いい加減そろそろと、軽い気持ちでiBooksから購入。 あらすじは、閉ざ…

井上夢人著『ラバー・ソウル』を読んで

まず作者に関して。僕はこの井上夢人(いのうえ・ゆめひと)が描くサスペンスとダークネスが入り混じった小説が非常に大好きである。最初は岡嶋二人というコンビ時代の『99%の誘拐』という作品を読み衝撃を受け、『クラインの壺』で完全にノック・アウトさせ…

沢木耕太郎著『深夜特急(1) 香港・マカオ』を読んで

有名な旅行エッセイとして、ちょいちょい、この『深夜特急』という名前を目にしたことはある。が、ここにおさめられている地域や国に特に関心がなかったので、気にすることもなく放置していた。ただし今回、インターネットもテレビもない部屋で1週間あまり過…

伊坂幸太郎著『ゴールデンスランバー』を読んで

地上波だったかで映画版が放送されていたのを後半1/3くらい観て、続きではなく、前半が気になったので小説を読もうと思った。また大分前にも、小説がとてもおもしろいとの評判を耳にしたが、当時は文庫化されてなかったので見送った覚えがある。が、このたび…

衣食住に必要なもの

また香港に来た。今回は通常出張なのだが、会社としても、いい加減ホテル宿泊も金がかかってしゃーないということで、ちょうど数日前に日本に帰国したスタッフが住んでいたマンションで寝泊りすることになった。 場所は、香港島の銅鑼湾(コーズウェイベイ)…

香港転勤のお知らせ

2008年、僕が10年ほど東京で暮らして、さて金沢に帰省しようかと考えたときに、「金沢に新幹線が通る」というニュースが僕を後押ししたことは間違いない。2014年だか2015年だかに東京、金沢間も新幹線で結ばれ、金沢もこれまでの地方都市じゃなくなるだろう…

なんとなく四国に行ってみた

金沢から四国に車で行ってみた。 本州から四国に渡るには、主に3つの手段がある。1つが、大阪より東にいる場合に一番利便性が良い、明石海峡大橋(淡路島)を経由するパターン。2つ目は、知名度で言えばもっともメジャーであろう、岡山、香川間を結ぶ瀬戸大…

日本人が言う「おもてなし」って何だ?

先日、新大阪駅の地下で食事をしたときの出来事。その飲食フロアでは、各お店にトイレは設けられておらず、フロアにある共用のトイレを使うようになっていた。ので、食事をしている人は、一度店を出なければならない。で、僕は店を出て、案内矢印の方向に従…

(限りなき無駄)マカオに行ってきたんだ。

▼セナド広場 ▼聖ポール天主堂跡 ▼モンテの砦(大砲台) ▼どこかの公園 ▼リスボア・ホテル ▼ヴェネチアン・ホテル(カジノ) ▼ギャラクシー・ホテル(カジノ) ▼ウィーン・ホテル(カジノ)

「リリイ・シュシュのすべて」を観て

どんなに衝撃的なインパクトも、どんなにスペクタクルな感動も、時間が経つとともに色褪せていってしまうというのが人の常である。実際、若い時分、あれだけ何度読み返しても飽きのこなかった『ノルウェイの森』も、齢を重ねた後に手に取ったとき、さほど感…

レイモンド・チャンドラー著『ロング・グッバイ』を読んで

村上春樹訳ははじめて読んだ。2007年、最初に村上春樹訳が出たときは単行本だったため購入を見合わせた記憶がある。それで、いつか文庫が出るだろうと、待っているうちに、この文庫化を待っていること自体忘れてしまっていたわけだ。で、1月の長い出張の前に…

香港にやってきた@走ってみた

昨年台湾に行ったときの反省を基に、勉強してきた。海外での携帯の設定に関して、そして海外でのジョグ時の携帯設定に関して。 とはいえ、大層なことなどまったくない。iPhoneであれば「設定」内の「モバイルデータ通信」をオフにすれば良いだけだ。wifiエリ…

香港にやってきた@物乞い

僕がいるのは尖沙咀(チムサーチョイ)という香港の一等地。東京で言えば、銀座のようなエリアである。思いつく限りのブランド店が立ち並び、ペニンシュラホテルがそびえ立ち、港に出れば世界中の歓楽を集約したマカオに行く船も出ている。で、そのエリアに…

香港にやってきた@香港アラカルトその2

独り言 どういうわけか香港では、独り言や、鼻唄をうたっている人が多い。自由な人達だなと思っていたのだが、いい意味で動物的なのかなと感じてきた。自分の感情をストレートに表に出しているわけだ。特に鼻唄というのは、気分が良いことを具現化したような…

香港にやってきた@香港アラカルトその1

1週間ほど香港で生活してみて、適当に思うことがある。書き出してみる。 室内はクーラー 香港も北半球に属しているため、1月は冬という季節に区分される。だが、どの建物でも攻撃的にクーラーががかけられている。もともと外の気温は温暖で、最高気温は毎日2…

村上春樹著『アフターダーク』を読んで

一人称「僕」から決別し、三人称にシフト・チェンジした最初の作品ともいえる『アフターダーク』。時系列でいうと、2002年の『海辺のカフカ』(ナカタさんパートは三人称)に続き、2004年に発表された長編小説。三人称という文体がそうさせているのか定かで…